Farm to Face

STEP 1
オリーブを手摘みで収穫

PUPA OLIVE SOAPは、長崎の自社農園から始まります。

ここでは、国際的な品質基準に沿った最高級のエキストラバージンオリーブオイル(食用)づくりを目指しています。

石鹸の原料となるオリーブも、同じく丁寧に育てられています。

熟練のスタッフが一粒ずつ手で摘み取り、実を傷つけないよう優しく収穫します。

これは、手作業だからこそできる細やかな技です。

STEP 2
選別して搾油へ

収穫したオリーブは、食用オイルと同じ厳しい基準で選び分けられ、まずは食用として丁寧に搾油されます。

私たちの石鹸づくりは、「一本の樹から生まれる恵みを、最後まで大切に使いたい」という思いから生まれました。

石鹸に使うのは、食用として販売するタイミングを逃してしまったオリーブオイルです。

品質や育った環境はもちろん食用と同じままですが、鮮度の条件により販売が難しくなったオイルを、無駄にせず活かしています。

この大切なオイルをきちんと使うため、食用として瓶詰めされる前の段階で、石鹸用の工程へと移していきます。

STEP 3
コールドプレス(低温圧搾)

オリーブは、熱を加えない 「コールドプレス(低温圧搾)」 という製法でオイルを抽出します。

これは本来、食用の高級エキストラバージンオイルを作るための方法で、熱に弱いオレイン酸、スクワラン、ビタミンA・E、ポリフェノールなどの美容成分を守りながら搾油できます。

この方法で得られた上質なオイルを大切に使うことが、PUPA OLIVE SOAPの品質につながっています。

STEP 4
コールドプロセスでゆっくり攪拌

抽出したオイルに天然のアルカリ成分を加え、コールドプロセス製法(冷製法)に沿ってゆっくりと攪拌します。

余計な熱を加えず、反応によって自然に生まれる熱だけを使うことで、石鹸の中に天然のグリセリンがしっかり残ります。

このグリセリンが、敏感肌の方にも嬉しい「しっとりとした洗い上がり」を生み出します。

STEP 5
手作業で型入れ

攪拌してとろりとした石鹸生地は、一つずつ手作業で型に流し込みます。

コールドプロセス製法は、大量生産ではなく、職人がじっくり向き合いながら作る小さな工房ならではのスタイルです。

手間を惜しまない作り方が、製品にあたたかみと個性を与え、安心して選べる石鹸へとつながっています。

STEP 6
1か月以上の熟成

型に入れた石鹸は、そのまま静かに長い時間をかけて熟成させます。

この期間は1か月以上。効率はよくありませんが、肌への刺激をできるだけ抑え、やさしい石鹸に仕上げるために欠かせない時間です。

手間をかけてゆっくり熟成させることで、毎日安心して使える石鹸が生まれます。

STEP 7
乾燥させて仕上げ

熟成を終えた石鹸は、さらに乾燥させて仕上げます。

オリーブオイルをたっぷり使った石鹸は、天然グリセリンが多いため柔らかくなりやすい特徴があります。

しっかり時間をかけて水分を飛ばすことで、使いやすく、保管もしやすい状態に仕上がります。

こうしてPUPA OLIVE SOAPは、敏感肌の方にも嬉しい 「しっとり」した洗い上がり を持つ優しい石鹸として完成します。